ジャンク フジヤマ JUNK FUJIYAMA

ニューアルバム『DREAMIN’』

2023年8月2日(水)発売

ジャンク フジヤマ アーティスト写真

NEWS

2023.11.17

12/13(水)ニューシングル「WINDY SUMMER」リリース決定

2023.10.17

11/10(金)『DREAMIN’』アナログレコード発売記念・試聴イベント開催決定!

2023.10.7

12/15(金)スペシャル・ライブ開催決定

2023.8.2

ジャンクフジヤマ アーティストページフォローキャンペーン

2023.7.28

  • アルバム全曲試聴動画公開
  • 「金澤寿和(Light Mellow)× ジャンク フジヤマ対談」を公開しました。
    [ 対談前編 ]  [ 対談後編 ]

2023.7.25

  • リード曲「あれはたしかSEPTEMBER」MV公開
  • 『DREAMIN'』アナログLPの発売が決定
    【商品情報】
    2023/11/03発売/4,400円(税込)/PCJA-0124/LP1枚組/
    アナログカッティング:松下真也(PICCOLO AUDIO WORKS)

2023.7.6

サイトを公開しました

MOVIE

現行シティポップ・シーンの牽引役。 レジェンド・ドラマー故・村上 “ポンタ” 秀一を夢中にさせた 熱きパワー・ヴォイスが、 いま新たなステージに立って更なる高みを目指し、 大らかに飛翔する。

金澤寿和 (Light Mellow)

ニューシングル「WINDY SUMMER」

新曲「WINDY SUMMER」の配信リリースが12月13日に決定。
ジャンク フジヤマの音楽的なルーツでもある歌謡曲からシティポップへと拡大してゆく、J-POPの黄金期を彩る名曲を歌うカバー企画の第1弾で、杏里が1983年にリリースした「WINDY SUMMER」をカバー。

ジャンクの歌声を更に魅力的にするサウンドプロデュースは、最新アルバム『DREAMIN‘』でも共同作業を行った神谷樹が手掛けている。切れの良いギターのカッティングに導かれ、海辺に青空が広がってゆくような解放感あふれる、永遠のサマーアンセムともいうべきサウンドが完成!

原曲の「WINDY SUMMER」は、角松敏生が作詞・作曲・編曲全てを手掛けている。この曲を収録したアルバム『TIMELY !!』(1983年)は7月に40年ぶりにアナログレコードで復刻リリースされ、シティポップ人気のもと世界的にブレイク、再ヒット中でもある。同アルバムは角松敏生が初めて全面プロデュースを手掛け、「CAT’S EYE」「悲しみがとまらない」も収録している。

ニューアルバム『DREAMIN’』

ニューアルバム

『DREAMIN’』

PCCA-06214 / ¥3,300(税込)

配信はこちら

収録曲

ジャンク フジヤマ (vocal, chorus)
神谷樹 (guitar, chorus & all other instruments)
半田彬倫 (keyboards) [M-4] / 坂本竜太 (bass & keyboards) [M-3]
舞野州 (bass) [M-5,7] / 井上瞭 (drums) [M-8] / Atsuki (flugelhorn) [M-9]
坂田明奈 (alto saxophone) [M-3,4] / 原田彩香 (trombone) [M-7]

Produced by 神谷樹 & ジャンク フジヤマ / Co-Produced by 佐々木和弘 (OfficeMilMil)
All Songs Arranged by 神谷樹 / Basic Arranged by 坂本竜太 [M-3]
All Songs Recorded by 神谷樹
All Songs Mixed by 神谷樹 [except M-1,5] / Mixed by 松岡健 [M-1,5]

1年ぶりのニューアルバムが
ポニーキャニオンより発売。

先行配信「雨あがりの街」「CATCH THE RAINBOW」をはじめ、表題曲M1、人気曲「あの空の向こうがわへ」を手掛けた坂本竜太のファンクナンバーM3、バラード・ナンバーM4、最高にキャッチーなM5、ジャンク自身のオリジナルM7、シティポップ・デュオ東北新幹線の山川恵津子による夢想的なM9、布施明の名曲「君は薔薇より美しい」のカバーM10など、よりスケールアップした歌声の魅力と楽曲のバラエティ、完成度を堪能できるカラフルな傑作が完成!

直近2枚のAL『Happiness』『SHINE』に続き神谷樹がアレンジ、トラック・メイキング&プロデュースを担当。ポップ、AOR、ソウル、ロック他のエッセンスを巧みに昇華し、ジャンクのエモーショナルなヴォーカルを際立たせる。
70’s/80’sテイストを織り込んだ爽快メロディとサウンド満載、夏モード全開の現在進行形のシティポップ・アルバムが誕生。

アルバム『DREAMIN’』
発売記念ライブ

8月14日にビルボードライブ大阪、8月25日に東京COTTON CLUBにて開催。ジャンクとアルバムのレコーディングメンバーを中心とした実力派のミュージシャンが参加。

EVENT

11/10(金)『DREAMIN’』
アナログレコード発売記念・試聴イベント決定!

11月3日「レコードの日」に発売する、最新アルバム『DREAMIN’』のアナログレコード・リリース記念イベントが、
11月10日にポニーキャニオン本社にて開催されることが決定した。

イベントではジャンク フジヤマと音楽プロデューサー・神谷樹との新作にまつわるトークに加え、高品位なオーディオシステムを持ち込んだアナログレコードの試聴体験も実施する。

株式会社ユキム協力の下、スピーカーはELAC(エラック)のフラッグシップモデルVELA-FS409、プリメインアンプにHOLBORNE(ホルボーン)のPassionを使用予定。

今回リリースされる『DREAMIN’』のアナログレコードは、近年抜群のセンスで注目を集めるエンジニアの松下真也(PICCOLO AUDIO WORKS)がカッティングを担当しているのも見逃せない。

当日の入場はフリー(当日受付先着100名様限定)。

『DREAMIN‘』のレコードを持参もしくは会場でご購入のお客様には、イベント終了後にサイン会も予定。
ジャンク フジヤマの音楽とレコードの魅力をダブルで体感していただけるイベントに参加して楽しんでいただきたい。

日時
2023年11月10日(金)19:30スタート(入場受付19:00/開場19:10予定)
場所
ポニーキャニオン本社3Fイベントスペース
入場
フリー(先着100名様限定)
  • 当日『DREAMIN‘』のレコードを持参、もしくは会場でご購入のお客様には、イベント終了後にサイン会も予定。

TALK

金澤寿和ジャンク フジヤマ

対談前編

金澤寿和×ジャンク フジヤマ

縁あって、09年のインディ・デビュー時から接する機会が多いジャンク フジヤマ。15周年を来年に控え、新たなステージに立とうとする彼に、おそらく業界一、彼のライヴ・パフォーマンスに多く接しているであろう自分が、少しくだけた本音トークを行なうことになった。これまでのキャリアをざっと俯瞰しつつ、ニュー・アルバム『DREAMIN’』を語っていく。

元々は学生時代に組んでたバンドが、デビューへの足掛かりになったんだよね?ハヤオキ×だっけ?
そうです。ギターが羊毛とおはなの羊毛クン、ドラムが大橋トリオとかでプレイしてる神谷洵平で。2年半ぐらいかな。大学の同級生と外で募集したメンバーが混在してたんですが、そのうち半分がプロになったという、いま考えると贅沢なバンドでした
最初のアルバム『A color』は、どうやって生まれたの?
バンド解散後、ソロでライヴハウスに出たりしているうちに、アルバムを作ろうと思い立って。活動しながらキープしていた人脈を使い、ドラムは神谷洵平に頼んで作りました。最初は打ち込みで始めましたが、やっぱりナマでやりたくて、予算はなかったけど4曲バンドで一発録りして。でもそのライヴ感が良かったみたい

後にボーナス・トラック5曲を追加して再発された『A color』。実際ジャンクのライヴで必ず歌われる<秘密>や、デュエット定番<122>など、初作にして好曲多数。オリジナル盤では髪が短い若き日の姿も拝める。

このCDを出すのに使ったのが、ジャンク フジヤマというステージネームだったの?いつから?
1人でやるに当たり、何か芸名みたいのがあった方がいいんじゃない?ということで。バンドの時から“(山下)達郎さんっぽい”と言われていたので、そこは避けられないだろうな、と自覚して、どうせ突っ込まれるなら自分から“ニセモノ”ですよ、と。達郎さんから受けた影響や好きな気持ちに変わりはないので、そこは心からのリスペクトを込めて。でもどうせやるからには、テッペン取りたい、狙いたい。そこで日本一の富士山から“フジヤマ”。本名は藤木ですが、そこは一切関係ないんです

こうして自主制作でCDを出すと、火が点くのは早かった。学生時代の人脈で、某リテールの店長に音を聴いてもらったところ、すぐオーダー。そこから新宿の大手ショップに話が回り、更に渋谷店へ…、という自然な成り行き。ホンモノの音が届くべき所へ届けられたら、無理に売り込まずともちゃんとリアクションがある、という好例だ。かくいう自分も、某音専誌編集者から「タツローみたいで面白いのがいる」とウワサ話を聞いてたところに、知り合いから「聴いてみて」と手渡されたCDが、まさに『A color』だったという偶然。でも今になって思えば、アレはきっと必然だったに違いない。

CDが100枚入るダンボールが5〜6箱、家にドッカン届いて、どうすんのコレ〜?みたいな。“配っていい”と言われましたけど、それにしたって枚数多すぎって。ところが当時の事務所から“すぐ戻して”って連絡が来て、あれよあれよと言う間に…
(村上)ポンタさんと出会ったのは、その頃?
CDを出したのは09年4月で、周りがワイワイし始めたのが夏ごろ。そのあと秋口にポンタさんに紹介されたんだと思います
初ポンタさん、どんな印象だった?
ポンタさんがライヴを演ってた所へ挨拶しに行ったんですけど、休憩中に会ってくれて、いきなり葉巻を燻らせながら、“オォ、お前か、大バカ野郎は? まずはライヴ演ろうぜ”っていきなり言われて。メンバーも“オレが集める。誰がいい? 坂本龍一か?”って。そんなのムリだろ〜ッ、と内心思いつつ、その垣根のない感がスゴかった。それで11月に初めてのブルース・アレイ。その時のパフォーマンスの一部は、『JUNKTIME』というライヴ盤になってます。その時自分は録られてるのを知らなくて、後でビックリしたんですけど
まだ駆け出しで、ビビったりしなかった?
ビビリはしなかったけど、まったく無名なのにお客さん来てくれるのかな?と。でもせっかく頂いたチャンスなので、思い切り楽しんじゃえ!という気持ちでした。やっちゃえば勝ち!みたいな(笑)まだオリジナルが少なかったので、“ならカヴァー演ろう。達郎とか”って言ってくれたのもポンタさん
開き直ってジャンクと名乗ったけど、カヴァーとなると、サスガに照れとかなかった?
オギャーと生まれた時にはもう<RIDE ON TIME>のヒットがあって、『FOR YOU』が売れてた世代です。ラジオも毎週聴いていたし、ライヴも観に行ってました。ちょうど達郎さんと自分の親父が同い年なんです。だからと言って、息子が父親を乗り越える、というのも全然違う。僭越ながら、という気持ちは常にありますけど、それぐらい偉大な存在だし、君臨し続けていいただきたいですね
でも、入り口は達郎さんのコピーだったかもしれないけれど、実際にジャンクを観たり聴いたりした人が、その実力を認めたから今があるワケでしょ。もちろんアンチだっているんだろうけど。
本当はそういう人にこそライヴを観に来て欲しい。質感とか違いを肌で感じてもらえますから。それが伝わるライヴを演っている自負もある
<LOVE SPACE>なんか、達郎さん当人がファルセットで歌っている箇所を、ジャンクは地声で行っちゃう。そういう凄みがあったよ。
達郎さん楽曲で最初に音源で出したのは<SOLID SLIDER>で、それも随分時間が経ってからでね(16年のライヴ盤『JUNKFLASH』に収録)。データで音をもらって、神谷洵平の家で一緒に聴いてて、“めちゃロックしてるじゃん!”“すげェな、コレ!”って他人事のように話してて。演奏の深みとか歌の息づかいが、シッカリ伝わってくる。そういうところを感じて欲しいんです

金澤寿和×ジャンク フジヤマ

徐々に知名度が上がってきたところで、キャッチーな曲を作ろうと書いたのが<Morning Kiss>。ライヴではキメの手拍子で親しまれ、その後もハンドクラップ系楽曲の系譜に連なっていく。

神谷洵平との共作。首都高が見下ろせる場所に籠ってね。♪瞳にキッス♪というワンフレーズが浮かんで、そこから広げていきました。♪そうさ♪という歌詞は、アレンジ段階でのハメ込み。手拍子はホール&オーツ<Private Eyes>がヒントでした
ジャンクは共作が多いけど、普段は曲先で書いてるんだよね?
そうです。オーダーで書いてもらう時は、予めザックリした曲のイメージだけ伝えて、できてきたメロディを聴いてから歌詞をつけるパターン

そうして順調にファンを増やし、メジャーへ移籍して<あの空の向こうがわへ>のヒットを放つ。

アルバムのレコーディングを進めていて、シングルをどれにするかはまだ決まってなかった。その中で<あの空〜>が真っ先にタイアップが決まって。ディスコ・ビートにシティポップっぽいメロディが乗ってましたから、分かりやすかったんでしょう。僕が自分で書くと、もっとイナたいファンクに寄ってしまうので…(苦笑) そしてアルバムから立て続けに3枚シングルを切り、それをすべて永井博さんのアートワークで行くと
当時建設中だった東京スカイタワーに使われるエレベーターのCM。露出が多かったのがラッキーだったね。
いくつか尺の違うヴァージョンが作られたんですが、中にはヴォーカル・パートがあまり出てこないのもあって、それはナイでしょうと修正してもらって。でも最終的には、アルバムのほとんどの曲にタイアップがついてくれて感謝してます

現在ではライヴ定番であるだけでなく、ジャンクの名刺代わりのナンバーとして親しまれている<あの空の向こうがわへ>。そして最近は、若手シンガー・ソングライター/サウンド・クリエイターの神谷樹とがっぷり四つに組んで、『Happiness』(20年)、『SHINE』(22年)をリリースしてきた。

最初は、配信シングルで出した<僕だけのSUNSHINE>をお試しで書いたもらったんだけど、殊のほか評判が良くて。前後してライヴにも入って、経験を積んでもらっています
最初はギターとコーラスだったけど、そのうちバンマスになってた。
そうそう。ポンタさんや岡沢章さんみたいな大ベテランがいるバンドを一番若いのが仕切るんだから、そりゃあ大変なプレッシャーだったと思いますよ。彼も普段は部屋に籠って、PC相手に打ち込みで音楽を作っているから。でもそれだけ貴重で得難い体験をしているので、成長も早いんです
ここへきて、達郎さんカヴァーも5曲連続でデジタル・リリースしたよね。<SPARKLE> <RIDE ON TIME> <DOWN TOWN> <LOVELAND,ISLAND> <高気圧ガール>。<SPARKLE>と<RIDE ON TIME>はアナログ・シングルも出た。
最初の4枚は敢えてオリジナルと同じアレンジで。どうやったって何か言われてしまうなら、逆にオケはそのままにした方が、ヴォーカルの違いが浮かび上がるかな、と思いまして。その代わり5枚目の<高気圧ガール>だけは樹くんと相談して、あの印象的なコーラスを一切使わずに大胆に変えてしまおうと。それでひと区切りつけました

対談後編

金澤寿和×ジャンク フジヤマ

そしてこの『DREAMIN’』からが新たなステージ、いわば第2章の始まりだ。

前2作『Happiness』や『SHINE』との違いは?
作品的には今回も神谷樹クンとのコラボレイトが中心なので、大きな変化はありません。でも彼に任せる部分が増えつつも、口を出すところはガッツリ主張して。それだけ自分のカラーを強めた、ということかな。彼も2枚一緒に作ってきましたから、僕が望むところをシッカリ把握してくれる。互いの理解が深まっている分、より作りやすかった

 …とはいえ楽曲提供には、<あの空の向こうがわへ>や<To The Sky>などを書いている準レギュラー的な坂本竜太、『Happiness』に<明日あいましょう>を提供したキーボード奏者:半田彬倫と、いわゆるジャンク・ファミリーの面々も。そして今回は、やはり<Butterfly>や<僕らのサマー・デイズ>を書き下ろしてきたシンガー・ソングライター:新妻由佳子が、レコード大賞編曲賞を受賞しているベテラン作編曲家:山川恵津子と<UTOPIA>を共作した。彼女はシティポップの伝説的ユニット:東北新幹線、かつては八神純子や谷山浩子をサポートしたことでも知る人ぞ知る存在。

<UTOPIA>は従来のジャンク・サウンドとは完全にテイストの異なる世界観だよね。でもそれでアルバムにスケール感が出た。ただのシティポップ作じゃないぞと。
斬新ですよね。曲を頂いてすぐ、難しい曲だなぁ〜と悩みました。そして何とか自分のモノにしようと咀嚼する中で、どうしても自分の歌い回しと相容れない部分を山川さんに相談し、少し修正させていただいて…
何でも“低音の魅力を活かせる曲を”と、オーダーしたとか?
だから最初のデモは、ちょっとボサっぽい内省的なバラードで、マイケル・フランクスを少し明るくした感じで。でもそれだとアルバムから浮いてしまいそうでした。それで樹クンがキリンジあたりに寄せてガラリとアレンジを変え、収まりが良くなったんです。山川さんにもOKをいただけてホッとしました
最後に1曲カヴァーがあるよね。布施明の<君は薔薇より美しい>。アレってバックがGODIEGOで、DJたちも結構サラ回しててクラブ・ユースになっていた。確かジャンクもライヴで取り上げていたことがあったよね。
そうなんです。元々好きな曲なので、候補に上がってきた時点で、こう演りたい!というイメージがあった。16ビートで、しっかりとリズムを前に出して、って。ちょっとだけ冨田ラボさんを意識したかな
楽曲的に、もっと濃い感じで来るかと予想してたけど、意外に軽い仕上がりだったね。
原曲がガッツリ歌い上げてる曲でしょう? 僕がそれをやると、暑苦しくてうるさくなっちゃうんじゃないかと…(笑) それでライトな感じで、サラッと聴ける体にしました。それを樹クンに伝えたら、すぐにピ〜ンとイメージできたみたいで。だから完成は早かった。それがここ2作で構築してきた関係性でしょうし、互いの信頼感だと思います。単に相手の言ってることが理解できる、ってだけじゃなく、なぜそう言ってるのか、思考回路まで分かる。だから噛み合った時はメチャクチャ早いんです。ただ彼も一人でアレンジしてるので、楽曲によってはノー・イメージの時だってある。だからコチラもある程度のガイドは用意しておくの。樹クンが煮詰まっている時には、それが役立ちます

金澤寿和×ジャンク フジヤマ

2曲の先行シングル<CATCH THE RAINBOW>、<雨あがりの街>はアルバム・ヴァージョンでの収録。そして次のリード曲は<あれはたしかSEPTEMBER>。これがなかなか印象的。

爽快なスピード感が気持ち良いトラックだよね。意外にこれまでなかったタイプ。
レコーディングしてる最中は、自分も曲を書いた樹クンも、それほど突出した感じはなかったの、実は。ところが歌入れして、コーラスも録り終わって、ミックスして聴き返したら、ストンと腑に落ちた。みんなが一聴して、“あ、コレだコレだ”って。自分で言うのもナンだけど、ホントに良くなった。突然化けて、響き渡ってる感じがしたの
もっともジャンクの場合、ヴォーカル・スキルには何の問題もないから、その曲をどういう風に表現するか、ってところだよね?
最近はマイクの前に立つ以前に、ほとんど仕事は終わっている感じです。家とか電車の中で音源を聴きながら、どう歌うかイメージを広げておいて、あとは現場でそれを実践する。そこでみんなに納得してもらえるか、そうじゃないでしょ!って覆されるか。今はそれがスムーズに進んで、アレンジャーやプロデューサーとも同じ方を向いて作業ができている。“やっぱりそう来るよね〜”って感じで(笑)
樹クンとのフル・コラボレイトもこれで3作連続。完成形が見えてきた?実際に前2作よりシッカリ手応えがあるようだし、安定感の中にも新味が感じられる。そうなると、今後はこれをベースに、何曲かは別の誰かに委ねる選択肢もアリかな?
そうですね。彼自身の活動もありますし。でも仮に他の方が入ってきても、それを受け入れられる自分でいたい、と思ってます
現在は世を挙げての世界的シティポップ・ブームじゃない?誰もこんなコトになるとは思ってなかったと思うけど、世代やスタンス、捉え方によって、シティポップ好きにも解離や分裂がある。ジャンクは世代的・キャリア的にちょうど中間だけど、どう見てる?
どちらとも会話できるポジションですよね。20代〜30代アタマの若いミュージシャンは、ベテラン世代との付き合い方をまだ知らない子が多いの。やりたいことをやらせてもらいつつ、相手を立てるトコは立てる。萎縮しちゃうんじゃなくて、どう懐に飛び込むか。そういう感覚がないと、相手も心を開いてくれないんですよ。僕はラッキーにもポンタさんに揉んで頂きましたから、樹クンや若いミュージシャンには“よく見とけ”と言ってます

ニュー・カマーとして見られていたジャンクも、気がつけばもう中堅。イヤ、続々新人が出てくるシティポップ界隈では、既にベテランの域に達していると言っていい。それでも果敢に自身のキャリア・アップを図りつつ、後継の指針にもなろうとしている。頼もしさを増したジャンク フジヤマに、今まで以上の大いなる期待を寄せていきたい。

金澤寿和/Toshikazu Kanazawa

AOR、シティ・ポップを中心に、ロック、ソウル、ジャズ・フュージョンなど、70~80年代の都会派サウンドに愛情を注ぐ音楽ライター。CD解説や音楽専門誌への執筆の傍ら、邦・洋ライトメロウ・シリーズほか再発シリーズの監修、コンピレーションCDの選曲などを多数手掛けている。現在、ライフワークである洋楽AORのディスクガイド『AOR Light Mellow Premium』シリーズが進行中。ほぼ毎日更新のブログは、http://lightmellow.livedoor.biz

LIVE

チケットはすべて発売中!

ジャンク フジヤマ & island etc. “Happy Xmas Live 2023”

2023.12.15 Fri

築地・汐留BLUE MOOD

開催時間
18:00開場 / 19:00開演
料金
前売¥7,000 / 当日¥8,000 (いずれも+1オーダー要)
出演
ジャンク フジヤマ(vocal.guitar)
【island etc.】:神谷樹(vocal,guitar,chorus), biki(vocal,keyboard,chorus), 舞野州(bass), 河田勇利(drums)
サポート:坂田明奈(saxophone)
※ファンクラブ優先エリアあり

ジャンク フジヤマと彼のプロデューサー:神谷樹が率いるニュー・バンド“island etc.”が1年間の感謝を込めてスペシャル・ライヴを開催します。
最新アルバム『DREAMIN’』からはもちろん、ライヴ定番曲、クリスマス・ソング、ライヴ初披露の楽曲に加え、バンドメインのパートも予定しています。
クリスマス・シーズンの夜、アットホームな音楽空間で皆さんをお待ちしています。

ジャンク フジヤマ ニューアルバム 『DREAMIN’』リリースライブ

2023.8.14 Mon

ビルボードライブ大阪

開催時間
1stステージ 開場16:30 開演17:30
2ndステージ 開場19:30 開演20:30
出演
ジャンク フジヤマ(vo,g) 神谷樹(g,cho) biki(keys,cho) 舞野州(b) 井上瞭(ds) 坂田明奈(sax)

2023.8.25 Fri

COTTON CLUB [東京]

開催時間
[1st.show] open 5:00pm / start 6:00pm
[2nd.show] open 7:30pm / start 8:30pm
出演
ジャンク フジヤマ(vo) 神谷樹(g,cho) biki(keys,cho) 舞野州(b) 井上瞭(ds) 外園一馬(g) 早川咲(cho) 坂田明奈(sax)
[ゲスト]山本見(tp)<am section> 原田彩香(tb)<am section >

ジャンク フジヤマ・ライブ2023 「CITY POP WAVE」

2023.8.17 Thu

盛岡 ChangeWave (岩手県)

開催時間
開場 18:00/開演 18:30
出演
ジャンク フジヤマ(vo,g) 神谷樹(g,cho) biki(keys,cho) 舞野州(b) 井上瞭(ds) 坂田明奈(sax)
お問い合せ
スパイスコミュニケーション
022-302-3201(平日11:00-16:00)
http://spice-sendai.jp/

2023.8.18 Fri

仙台 誰も知らない劇場 (宮城県)

開催時間
開場 18:00/開演 18:30
出演
ジャンク フジヤマ(vo,g) 神谷樹(g,cho) biki(keys,cho) 舞野州(b) 井上瞭(ds) 坂田明奈(sax)
お問い合せ
スパイスコミュニケーション
022-302-3201(平日11:00-16:00)
http://spice-sendai.jp/

ジャンク フジヤマ ニュー・アルバム 『DREAMIN'』リリース記念
四国ツアー

2023.9.15 Fri

愛媛県 MONK

開催時間
開場18:30 開演19:00
場所
愛媛県松山市三番町1-10-16相原ビル2階 
Tel:089-945-9512

2023.9.16 Sat

香川県 BiRdLanD

開催時間
開場18:00 開演18:30
場所
香川県さぬき市志度2187-9 
TEL:087-880-8157

2023.9.17 Sun

高知県 La Seed Reve

開催時間
開場14:30 開演15:00
場所
高知県高知市はりまや町1丁目5-18 1F 
TEL:090-6041-5908

2023.9.18 Mon []

徳島県 コティ

開催時間
開場14:30 開演15:00
場所
徳島県徳島市寺島本町西1-61-4 阿波けんどビル7F 
TEL:090-8675-3614
主催・お問合せ
テアトロン音楽祭実行委員会 TEL:090-4977-6666
http://teatoron.main.jp/

ジャンクフジヤマ

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キャンペーン

Apple Music、Spotify、LINE MUSICでジャンクフジヤマのアーティストページをフォローしてくださった方全員に「ジャンクフジヤマサイン入り写真データ」をプレゼントします!

プレゼント

ジャンクフジヤマサイン入り写真データ

キャンペーン期間

2023年8月2日(水)0:00~2023年8月30日(水)23:59まで

  • 期間内に応募フォームにお申込み完了された方が対象です。
  • 応募フォームにはGoogleフォームを使用いたします。

応募方法

<Apple Music>

  • iPhoneやApple Musicアプリ(Androidをお使いの方)を最新版にアップデートする。
  • Apple Musicでジャンクフジヤマを検索する。
  • アーティストページの画面右上にある「☆」(星マーク)マークをタップする。
  • 「☆」マークの周りが丸く縁取られたら、それが分かるスクリーンショットを撮影する。
  • 応募フォームから、スクリーンショットを添付してお申し込みください。

<Spotify>

  • Spotifyでジャンクフジヤマを検索する。
  • 「フォローする」をタップする。
  • 「フォロー中」となったことを確認したら、それが分かるスクリーンショットを撮影する。
  • 応募フォームからスクリーンショットを添付してお申込みください。

<LINE MUSIC>

  • LINE MUSICでジャンクフジヤマを検索する。
  • アーティストページの右上にある「♡」(ハートマーク)をタップする。
  • ハートマークが赤くなったことを確認したら、それが分かるスクリーンショットを撮影する。
  • 応募フォームから、スクリーンショットを添付してお申し込みください。

応募フォーム

https://forms.gle/DF9fbbUrVBBRNM8x9

  • 本キャンペーン利用に関する通信費は、応募者ご自身のご負担になります。
  • お一人様1回ずつのご応募に限ります。

<応募に関する注意事項/必ずお読みください>

株式会社ポニーキャニオン カスタマーセンター https://www.ponycanyon.co.jp/support/pc#faq10
上記ホームページへアクセスし、問い合わせフォームへ必要事項(お名前・メールアドレス・お使いの機種名・お使いのOS・お使いのブラウザ名・対象アーティスト)とお問い合わせ内容をご記入の上、ご送信下さい。
営業時間:平日10:00~13:00/14:00~17:00(土日祝・会社の指定日除く)
受付は24時間可能ですが、ご返信につきましては営業時間内となります。
いただきましたお問い合わせは、順次回答させていただきますが、内容によりましてはご返信をお待たせすることもございます。ご容赦願います。

プロフィール

シンガーソングライター。 2009年ミニAL『A color』を聴いたスーパー・ドラマー:村上“ポンタ”秀一氏がその歌声に惚れ込みライヴ、レコーディングで共演を重ねる。2010年ポンタ氏が招集した凄腕メンバーとのライヴAL『JUNKTIME』リリース。同年FM局で頻繁にオンエアされた「Morning Kiss」を収録したAL『JUNKSPICE』リリース。2011年フルAL『JUNKWAVE』リリース。2012年Sg「あの空の向こうがわへ」でビクターよりメジャーデビュー、全国のラジオ40局にてヘビーローテーションを獲得、東芝TVCMソングに起用される。2013年メジャー1st AL『JUNK SCAPE』リリース。2014年AL『風街ドライヴ』リリース。2016年ライヴAL『JUNKFLASH』リリース。2017年配信リリースSg「僕だけのSUNSHINE」がSpotifyのバイラル・チャートで三度首位を獲得。2018年初のジャズ・カバーAL『ロマンティック・ソングス~マイ・フーリッシュ・ハート』リリース。
2020年11月AL『Happiness』配信リリース。2021年1月山下達郎のカバー「SPARKLE」配信リリース。7月AL『Happiness』をCDリリース。8月7インチSg「SPARKLE/秘密」リリース。9月ファミリーマートCM曲「GOLDEN TIME」を配信リリース。10月AL『Happiness』のLPリリース。12月山下達郎カバー第2弾「RIDE ON TIME」配信リリース。2022年4月山下達郎カバー第3弾「DOWN TOWN」配信リリース。7月AL『SHINE』をCD/配信同時リリース、オリコン・アルバムチャート入り。8月山下達郎カバー第4弾「LOVELAND, ISLAND」、11月第5弾「高気圧ガール」配信リリース。11月AL『SHINE』のLPをリリース。12月7インチSg 第2弾「RIDE ON TIME」リリース。12月アイドル:寺嶋由芙にシティポップ・チューン「恋の後味」(オリコン34位)を楽曲提供。2023年2月Sg『CATCH THE RAINBOW』を配信リリース。
その歌声は現在まで合計16ものタイアップ・ソングに起用され愛されている。